大河ドラマ「おんな城主 直虎」3分でみどころ紹介<2017年1月8日放送開始>
あらまし
井伊谷
井伊氏の本拠地・井伊谷(現・浜松市北区引佐町)。井伊氏の始まりは1010年と言われており、江戸時代の始まる1600年頃までは井伊氏の拠点であった。戦国時代には今川氏の支配下にあり、今川家に翻弄されていた。
井伊直盛
生誕 1526年~ 死没 1560年
井伊直虎の父。遠江井伊谷城主(国人)。1560年の桶狭間の戦い(今川家vs織田家)で戦死。井伊家22代当主。
井伊直虎
生誕 不明~ 死没 1582年
戦国時代~安土桃山時代の遠江井伊谷の女領主。
井伊直親
生誕 1535年~ 死没 1563年
分家の嫡男として幼い頃からの直虎の婚約者であったが、10歳の頃に父・井伊直満が武田信虎と通じていると謀反の疑いをかけられ今川家により殺害される。そのため、直親は、武田領へと落ち延びることとなった。その10年後に帰国し、養父・直盛が桶狭間の戦い(1560年)で戦死したため、家督を継ぐ。井伊家23代当主。
井伊家当主となった後、今川家から松平元康(徳川家康)との内通の疑いをかけられ、弁明のため駿府へ向かう道中の掛川で、今川家の重臣・朝比奈泰朝の襲撃を受けて討ち死(1563年)。享年28。
井伊直政
生誕 1561年~ 死亡 1602年
井伊直親と奥山親朝の娘・ひよとの間に生まれる。直親の死亡後には直虎の養子となる。後に徳川四天王と称される。関ヶ原の戦い後、彦根に移封。井伊家24代当主・彦根藩初代藩主。
大河ドラマ
大河ドラマ『おんな城主 直虎』
公式サイト。戦国時代に男の名で家督を継いだ「おんな城主」がいた。自ら運命を切り開き、戦国を生き抜いた女の激動の生涯を描く。
2017年のNHK大河ドラマで放送は柴崎コウが演じます。
ゆかりの地
井伊谷
井伊家の歴史が始まる1000年頃から関ヶ原の合戦の1600年頃までは、井伊家は井伊谷(浜松)を拠点としていました。
龍潭寺(浜松)
平安時代から井伊氏の菩提寺であったとされています。直虎は、許婚である直親が死亡したと思い、10歳の頃に龍潭寺に出家。
井伊家発祥の井戸
1010年に井伊家の祖・共保は、神社にあったこの井戸で拾われ、藤原家の養子となり家督をついだあと、井伊谷に戻り、井伊を名乗ったと言われています。
妙雲寺
井伊直虎が創建し、晩年に余生を過ごしたとされています。
井伊直虎公の位牌
2016年に直虎と南渓和尚の位牌が発見されました。
彦根
龍潭寺(彦根)
1600年に井伊直政が近江国佐和山(彦根)に転封となったため分寺し建立された。造園学の発祥の地とも言われている。
佐和山城跡
佐和山城跡(さわやま-)は標高約232.5mの佐和山にあった城跡。織田信長の腹心・丹羽長秀、豊臣秀吉の腹心・石田三成が居城としたことでも知られる。
石田三成が居城としたことでも知られる。関ヶ原の戦いで石田氏が滅亡し、井伊直政が入城したが、石田三成の威光を払拭するべく、彦根城の築城を計画した。
井伊直政公像
彦根藩初代藩主・井伊直政の銅像。彦根駅前にあります。
彦根城
直政が1602年に亡くなったため、家老の木俣守勝が遺志を引き継ぎ1603年に築城開始、1622年に完成。