犬山城下町は、町並み、神社、お城、景色、庭園など、さまざまな見所が集まっており、名古屋市街地からもアクセスが良く、日帰り観光にもうってつけ。また、犬山城の天守閣、有楽苑内の茶室・如庵の2つが国宝に指定されています。
犬山駅
名鉄名古屋→約30分(約550円)→犬山駅
名鉄名古屋駅からの電車は15分に1本程度運行しているので、アクセスも便利です。
犬山駅に到着したら、正面の道を真っ直ぐ歩いて10分ほどとりあえず歩きます。
本町通り(城下町)
犬山駅から10分ほど歩いてくると右手側(犬山城側)に素敵な町並みが広がってきます。
本町通り
犬山城下町のメインストリート。真っ直ぐ進めば犬山城に着きます。
どんでん館
犬山祭(4月第1土日)で曳かれている車山が展示されています。
犬山城 山麓(南側)
針綱神社
犬山城を築城した織田信康が手彫りの狛犬を奉納し安産祈願したことから安産・子授けなどのご利益でも知られています。
犬山城
大杉様
かつては犬山城よりも高かった杉の木(約25m)。伊勢湾台風(1959年)の際に落雷にあってしまったが、杉の木が犬山城の身代わりになってくれたとして、祀られるようになりました。
犬山城(国宝)
1469年に織田広近が砦を築いたのがはじまりといわれ、1537年に織田信長の叔父である信康が城郭を造営し天守の2階まで建築されたと考えられている。
現存する12の天守で最も古い天守閣。
天守閣内
城内の階段はとても急なので、ゆっくりと登りましょう。
景色
前に流れているのは曽根川。対岸は岐阜県になっています。360度景色を楽しむことができます。
東側から見ると崖になっており、天然の要害であることが見て取れます。
織田信康
犬山城を築城した織田信康は、織田信長の叔父にあたり、斎藤道三との戦いである美濃稲葉山城攻め(加納口の戦い)にて戦死。
有楽苑
国宝の茶室がある日本庭園。四季折々の景観も見事な庭園です。
名鉄犬山ホテル
名鉄犬山ホテル。「国宝犬山城」庭園には名席「国宝茶室如庵」など観光スポットが詰まった名門ホテル。大岩を配した露天風呂やジェットバス付の内湯など広々とした庭園を望みながら温泉が堪能できる。
犬山ホテルの敷地内にあります。
有楽苑
国宝の茶室がある日本庭園です。
国宝の茶室・如庵。国宝茶席三名席にも数えられています。
如庵という名称は、織田有楽斎のクリスチャンネーム「Joan」といわれています。
重文・旧正伝院書院。
織田有楽斎
織田有楽斎(1547年~1622年)は、織田信秀の十一男で織田信長の弟。千利休に茶道を学び、利休十哲の一人にも数えられています。
犬山遊園駅
有楽苑からの帰りは犬山遊園駅が便利です。
名古屋方面への電車の本数も多いです。
犬山城下町は半日~あれば色々と見て回れるお手軽なスポットです。犬山城自体も熊本城・姫路城・彦根城といったお城に比べるとかなり小さいので、歩き疲れてヘトヘトになるという事も無いと思います。