七福神
七福神とは大黒天、恵比寿、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老人、布袋の福徳の神の総称。これらを巡る七福神信仰は室町時代後期頃から、庶民の間で広まったと言われています。
*福禄寿・寿老人を同一視して、代わりに吉祥天を入れる場合もあります。
鎌倉・江の島七福神巡り
鎌倉・江の島七福神巡りは、弁財天が二ヶ所(鶴岡八幡宮、江島神社)あるため合計8箇所巡りになります。
タイムスケジュール(1日)
観て周ろうと思えばだいたい1日あれば全て見る事ができます。
10時 ・・・JR・北鎌倉駅 →浄智寺
11時 ・・・JR・鎌倉駅 →本覚寺~鶴岡八幡宮
12時 ・・・ランチ →小町通り(鎌倉駅周辺)→江ノ電・鎌倉駅
14時 ・・・江ノ電・長谷駅 → 長谷寺、御霊神社。
16時 ・・・片瀬江ノ島駅 →江島神社
お昼御飯は鎌倉駅周辺で、夕焼けは江の島で見るのがオススメのコースです。
北鎌倉駅周辺には他にも古刹が多くあり、長谷には鎌倉の大仏など他の見所も多くありますので参考までに。
北鎌倉
布袋尊
浄智寺
鎌倉幕府八代執権の北条時宗が、弟の北条宗政の菩提を弔うために、1283年に創建した寺院。
布袋尊
布袋尊はお腹をなでてあげると喜ぶらしい。
鎌倉
小町大路
鎌倉駅~鶴岡八幡宮までは通常は小町通り・若宮大路といった観光向けの賑やかなルートを通っていきますが、小町大路(現在はほぼ住宅街)に沿って七福神が集まっています。
夷尊神
本覚寺
鎌倉駅近くにある本覚寺(ほんがくじ)は、日蓮宗の寺院。分骨堂には、久遠寺にあった日蓮の遺骨が分骨されている。
夷様(えびす)を祀っている夷堂。
寿老人
寿老人(じゅろうじん)が祀られている。
毘沙門天
宝戒寺
鎌倉幕府最後の執権・北条高時の慰霊のために建てられた寺院。萩の名所として知られています。
弁財天
旗上弁天社(鶴岡八幡宮)
鶴岡八幡宮の境内社。鶴岡八幡宮の三の鳥居をくぐって右側にある源氏池に浮かぶ島にあり、源頼朝の旗上げの際に弁財天が現れたと伝わる。明治の廃仏毀釈で取り壊されたが、鶴岡八幡宮創建800年の昭和55年に復元された。 政子石(姫石) 社殿裏にひっそりと、源頼朝が妻・北条政子の安産を祈願して奉納した石と言われる、政子石(姫石)があり、縁結び、夫婦円満の祈願石としてと信仰されてきた。
長谷
大黒天
長谷寺
紫陽花でも有名なお寺です。
大黒堂
福禄寿
御霊神社
鳥居の前を江ノ電が通過する光景から、度々テレビなどで取り上げられるています。
宝物庫に福禄寿が安置されています。(拝観料100円)
江の島
弁財天
辺津宮(江島神社)
宗像三女神の一神・田寸津比賣命が祀られています。
長い階段を登りますので、足に自信の無い方は有料エスカレーター(上りのみ)を使用するのが良いでしょう。
辺津宮にある奉安殿に、日本三大弁財天・裸弁財天として有名な「妙音弁財天」と、源頼朝が勧請したと伝われる「八臂弁財天」が安置されています。見学は有料です。