江戸時代には長府毛利藩5万石の城下町として栄えた町。幕末には高杉晋作が挙兵した場所としても知られ、今もなお古江小路など当時の町並みが残る。
山口県下関市にある長府。近年では工業エリアとなっているが、一歩足を踏み入れると、古江小路など当時の面影が残ります。
城下町長府の入口あたりにあります。無料の駐車場、自転車のレンタル、お土産屋さんなどがあります。自転車を借りてまわるのがオススメです。
古江小路(ふるえしょうじ)は、防壁として築かれた土塀(練塀)が残る、当時の面影を残す小路です。
高杉晋作が自らの藩にしかけたクーデーター・回天義挙で知られる地。このクーデターの成功で藩論は倒幕に統一されました。
高杉晋作(たかすぎしんさく)長州藩士。松下村塾で学び、その四天王の1人と目された。尊王攘夷派として英国公使館焼き討ち等を行う。下関戦争で長州藩が敗れた後に奇兵隊を結成し、功山寺で挙兵し椋梨藤太ら俗論派を排斥する。第二次長州征伐では小倉口の戦いでも活躍するも、同年に結核で死去した。
長府藩の最後の藩主・毛利元敏が建てた邸宅。書院庭園、池泉回遊式庭園、枯山水庭園の3つ趣の異なる庭園があります。
覚苑寺(がくえんじ)は、紅葉の名所としても知られている。もともと和同開珎を鋳造していた場所に建てられたので、多くの鋳銭遺物が出土しています。
菅原道真が大宰府に左遷された際に「もう二度とこの地に来る事は無し、この井戸で自分の顔を見る事もあるまい」と自画像を描いたという逸話が残る井戸。
江戸後期の建築物と推定されている長屋。
天然記念物にも指定されているイチョウ。
日本の養蚕の発祥の地とも言われています。
陸軍大将・乃木希典を祀る神社。
城下町エリアから少し離れた場所にありますが、紅葉の名所としても知られています。
関市中心部から車でおよそ10分ほどのところにある長府。江戸時代、長府毛利藩として栄えた城下町です。土塀や白壁、長屋門などが今も残り、当時の面影を今に伝えています。長府毛利藩の家老格であった西運長の屋敷跡にある回遊式日本庭園です。毎年夏に咲き誇る孫文ゆかりの孫文蓮は、友情と平和の証。多くの観光客が集まります。
山口県新山口駅(JR山陽本線(岩国-門司))の旅行・観光ガイド。
残念ながら長府駅の駅前にはホテルはありません。最寄のホテルも歩いて15分~程度かかります。