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寺院の施設解説

寺院にある各施設の名称や役割を紹介します。 更新日:2015年10月04日

山門・三門

寺院の正門。昔は山岳に寺院が建てられていたことから山門と言い、禅宗では、悟りに至る為の三つの関門、空門・無相門・無願門の三解脱門から三門と言う。

寺院の正門。昔は山岳に寺院が建てられていたことから山門と言い、禅宗では、悟りに至る為の三つの関門、空門・無相門・無願門の三解脱門から三門と言う。

仁王門

仁王門(におうもん)とは、2体の金剛力士を安置する楼門のこと。

仁王門(におうもん)とは、2体の金剛力士を安置する楼門のこと。

楼門

楼門(ろうもん)とは、二階建てで上部に屋根をもつ門の事。神社で使われる事が多い用語。

楼門(ろうもん)とは、二階建てで上部に屋根をもつ門の事。神社で使われる事が多い用語。

お堂

本堂・金堂・仏殿・中堂

ご本尊が安置されている寺院の中心的なお堂。

ご本尊が安置されている寺院の中心的なお堂。

禅宗では「仏殿」、飛鳥時代~平安時代前半にかけての日本仏教の初期に建立された寺院では「金堂」と呼ばれています。

法堂・講堂

禅宗寺院では説法を行うお堂は法堂(はっとう)と呼ばれ、他の宗派では講堂と呼ばれることが多い。

禅宗寺院では説法を行うお堂は法堂(はっとう)と呼ばれ、他の宗派では講堂と呼ばれることが多い。

太子堂

太子堂(たいしどう)は、聖徳太子の像を祀ったお堂。

太子堂(たいしどう)は、聖徳太子の像を祀ったお堂。

大師堂

大師堂(だいしどう)は、大師号を贈られた僧を祀ったお堂。各地には空海(弘法大師)を祀る堂が多くあり、最澄(伝教大師)、円仁(慈覚大師)、円珍(智証大師)、良源(慈恵大師)などが有名。

大師堂(だいしどう)は、大師号を贈られた僧を祀ったお堂。各地には空海(弘法大師)を祀る堂が多くあり、最澄(伝教大師)、円仁(慈覚大師)、円珍(智証大師)、良源(慈恵大師)などが有名。

観音堂

観音菩薩が祀られている堂。

護摩堂

護摩をたき修法を行うための仏堂。

護摩をたき修法を行うための仏堂。

開山堂

開山堂は寺院を開山した僧(初代住職)を祀ったお堂。

開山堂は寺院を開山した僧(初代住職)を祀ったお堂。

経蔵

経蔵(きょうぞう)は経典や仏教に関する書物を収蔵する建物。

経蔵(きょうぞう)は経典や仏教に関する書物を収蔵する建物。

庫裏

庫裏(くり)は僧侶の居住する場所。

庫裏(くり)は僧侶の居住する場所。

客殿

客を接待するために造られた建物。または、広間。

護摩堂

護摩をたき修法を行うための仏堂。本尊は不動明王か愛染明王。

伽藍

伽藍(がらん)とは、寺院の建物群の総称。本来は、僧が集まる場所の意味。

七堂伽藍

本堂(金堂)、法堂(講堂)、塔、鐘楼、経蔵、僧坊、食堂 など一通りの建物が揃った寺院の建物を七堂伽藍ともいいます。

方丈

方丈(ほうじょう)とは、接客や仏事など様々な用途で使用する建物。

方丈(ほうじょう)とは、接客や仏事など様々な用途で使用する建物。

方丈庭園

方丈に付属する庭園も見所となっている寺院もあります。

方丈に付属する庭園も見所となっている寺院もあります。

五重塔

五重塔は、仏舎利(釈迦の遺骨)を祀るための建物。境内に入れない一般の人々が離れた場所から参拝できるように高層化したと言われる。お釈迦様が亡くなられたのが紀元前383年頃、お釈迦様の遺骨は八分され祀られていたが、次第に細かく分けられ、最終的には周辺国も含めて8万余の寺院に配布されたと伝えられる。

五重塔は、仏舎利(釈迦の遺骨)を祀るための建物。境内に入れない一般の人々が離れた場所から参拝できるように高層化したと言われる。お釈迦様が亡くなられたのが紀元前383年頃、お釈迦様の遺骨は八分され祀られていたが、次第に細かく分けられ、最終的には周辺国も含めて8万余の寺院に配布されたと伝えられる。

霊廟

祖先や偉人を祀った建物。

祖先や偉人を祀った建物。

開山

開山(かいさん)とは、寺院を創始することや、寺院の創立にたずさわった初代住職のこと。

開基

開基(かいき)とは、寺院創立時に必要な経済的支持を与えた、いわゆるスポンサー。

山号・院号・寺号

昔は山中にお寺が建てられていたことから山号がつけられるようになり、山の名前などが山号となりました。現在は平地にあるお寺でも山号がつけられる事もあり、山号をつけていないお寺もあります。
鎌倉の長谷寺・・・ 海光山 慈照院 長谷寺
奈良の長谷寺・・・ 豊山 神楽院 長谷寺

門跡寺院

門跡(もんせき)は、皇族・貴族などの位の高い人物が住職を務める寺院。