メディチ家の菩提寺ともいえる教会。現在残っている建物は、ミケランジェロなどが建設に参加し、1419~1442年にかけて建設された。
ラウレンツィアーナ図書館
ミケランジェロが設計した図書館。メディチ家出身の法王クレメンス7世が一族の蔵書を収蔵するために建築を依頼。サン・ロレンツォ教会の2Fにある。またクレメンス7世は晩年にはミケランジェロに
システィーナ礼拝堂の壁画「最後の審判」(1534~1541年)の制作を依頼した。
メディチ家礼拝堂
メディチ家の歴代当主の墓所。そしてレオ10世の命によりミケランジェロが手掛けた有名なお墓「新聖具室」がある。礼拝堂の制作中であった1527年。フィレンツェでは、メディチ家に反旗を翻す勢力が立ち上がり、ミケランジェロも反旗を翻した。しかし1530年以降にメディチ家がフィレンツェを占拠し、ミケランジェロはこの礼拝堂を完成させることを条件として恩赦された。