タビマメ
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北海道大学植物園
まろもんず   撮影 2015/04/30 15:14  1512 Views

ハルニレは北海道低地の肥沃地に広く見られ、北海道の樹種としては最も普遍的なものの一つである。同属のアキニレに対して春に花が咲くのでハルニレと呼ばれる。 ニレ属の英名エルム(Elm)でもよく知られている。ハルニレの分布はアムール、ウスリー、中国東北地方、朝鮮、日本にわたっており、日本では北海道の平地、本州と九州の山地に生ずる。かつては多くの巨樹が見られたが、開発が進むにつれて今では立派な樹や大きな群落は非常に少なくなった。当植物園の樹林の中心をなすものはこの ハルニレの林で、本数も最も多い。大きなものは樹齢150~200年と推定されている。