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立石寺(山寺)

説明

まろもんず   撮影 2015/04/18 10:16  1516 Views

おくのほそ道の旅で、芭蕉が門人の曽良とともに山寺を訪れたのが元禄ニ年 (陽暦)七月十三日のタ刻である。麓の 「預り坊」に宿をとり、その足で山上の堂に 登った事が「曽良旅日記」には記されている。ニ人が山寺を訪れた十年後の元禄十ニ年四月十九日にその「預り坊(預り里)」よりたま奉寄進されたのが、この手水盤である。 その年の四月十九日というのは「四月中の申の日」に当たってをり、日枝神社の大 祭日となっている。またこの手水盤の前面 には「預り里」を筆頭として寄進した人の 名が数名刻まれている。 また両側面にも十一名の人名が刻まれてをり当時の山寺の様子を探る上で重要な手がかりであり、貴重な文化財である。