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シュヴァルの理想宮

オートリーヴという小さな町にある不思議な建造物「シュヴァルの理想宮」。郵便配達員のフェルディナン・シュヴァル(1836年~1924年)が、33年の歳月をかけて自力で建設した巨大な建物。いつからか理想宮と呼ばれるようになった。現在ではフランスの文化財となっており、一般公開されている。

フェルディナン・シュヴァル

シュヴァルは建築の知識もない田舎の郵便配達員であったが、配達していた絵葉書から外国を思い馳せ、不思議な石につまづき、拾ったのをきっかけに、43才の頃から建築を開始した。当初は現在のような宮殿でなく自分の手で一軒家を建設するのが目的であり、それでも村人から冷やかな目でみられていたが、出来上がるつれ工事を手伝う人もでてき、宮殿建設へと発展していった。シュヴァルたちには余財もなかったため、仕事が終わると石や貝を拾い33年の歳月をかけてこの大きな建物と細かな彫刻を造り上げていった。
料金5.8€
住所 フランス シュヴァル
アクセスリヨン駅→(電車で約1時間)→St.バリエ駅→(バスで約30分 *1日3便程度)→オートリーヴ
豆知識シュヴァルの使用していた「手押し車」も展示されている。

レビュー