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金森赤レンガ倉庫
まろもんず   撮影 2015/05/01 05:36  1493 Views

函館港と倉庫群 安政元年(1854年)4月、米国のペリー提督が5隻の艦船を率いてこの港に姿を現し、箱館の住民を大いに驚かせたが、ベリー著「日本遠征記」に"世界の最良港の一つ"と記されているように、船が出入りしやすく、安全な港として国際的に名を知られた港である。函館港は、北海道の玄関口であるばかりでなく、安政6年(1859年)長崎、横浜とともに日本最初の貿易港として開港され、欧米文化が上陸した港である。また、江戸時代後期に高田屋嘉兵衛が国後、択捉両島の漁場を開拓して以来、北洋漁業の根拠地として発達した港でもある この赤レンガの金森倉庫は、明治40年(1907年)頃の建築。レンガを2枚半の厚さに積み上げた外壁、木骨の柱で、函館港の歴史を語り継ぐシンボル的存在であり、時折り、テレビ、映画のロケーションの場になっている。 日本最初の気候測量所跡 この辺りは、新島襄の海外渡航を助けた福士成豊(日本で最初に西洋型の船を造った続豊治の次男)が明治5年 (1872年)ブラキストンの機械を譲り受け、日本で最初の気象観測をする「函館気候測量所」を開設した所である。