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飛鳥寺

説明

まろもんず   撮影 2014/08/16 13:23  1759 Views

昭和の名鐘 この鐘楼は延享11年(一七四五)の建立、この年に旧梵鐘を鋳造せり、爾来、詣者これを鳴らして信楽を伝え、神韻の響きを流すこと年久し。 昭和十六年(先住沙門雨宝代)境内の荘厳を保つため、本堂横にあった鐘楼をここに移建す。然るに昭和十八年戦時供出の厄に遇うて姿を没し、妙音絶えて鲸吼を聞かず。沙門雨宝これを歎いて再造の願を発し、一には四恩報答のため、二には功徳善根のため、三には国土安泰のため、四には一切衆生のため、五には無上菩提のため、本尊の加被を蒙って有縁に勧進、浄戝の喜捨を乞うて、漸く昭和三十三年新鋳す。 梵鐘の製作は富山県の老子次右衛門造所、美術紋様は香取正彦氏(日本美術展參事) の考案にて古式を採用、音響は青木一郎氏 (理学博士)の設計にて美しい余韻(1分11十秒)を残す。