出雲大社の西にある海岸「稲佐の浜(いなさのはま)」。国譲り神話の舞台としても知られる。
弁天島
稲佐の浜の中心にある島。かつては弁才天を祀っていたが、現在は豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)を祀る。近年は島まで砂浜が広がったため島まで歩いていくことができる。
屏風岩(国譲り岩)
稲佐の浜から50メートルくらい入った山手にある岩。高天原からの使者として派遣された武甕槌神(たけみかづちのかみ)と大国主大神(おくにぬしのおおかみ)が国譲りの話し合いしたといわれる場所。
国譲り
神々が、葦原中国(日本)を統治するべきなのは天照大神(あまてらすおおみかみ)の子孫だとし。大国主は自身の宮殿建設(
出雲大社)と引き換えに、国を譲ることになった。