モナコ海洋博物館は、
モナコヴィル(旧市街)にある世界でも指折りの海洋博物館。海洋学者として功績を残したモナコ大公・アルベール1世の命で1910年に開館。地下にある水族館では様々な魚が展示されており「バランスドアクアリウム(モナコ水槽)」が使用されている。この「バランスドアクアリウム(モナコ水槽)」は、
新江ノ島水族館でも採用されている。
モナコ大公 アルベール1世(1848年~1922年)
新種の深海生物の発見、鯨の餌の研究、大西洋の表層海流図の作成など様々な業績を残し、のちに地中海科学探究国際委員会の総裁に就任した。
バランスドアクアリウム(モナコ水槽)
水質浄化装置などをほとんど使わずに水槽の中に生態系を作り、自然の海の環境を再現する方法。
新江ノ島水族館では、モナコ海洋博物館の指導により、日本で初めて「モナコ水槽」(モナコ式バランスドアクアリウム)を設置した。