かつて千葉城・隈本城のあった茶臼山一帯に加藤清正が1591年頃から城郭を築きはじめたのが今見られる熊本城の始まり。1600年頃には天守閣が完成し、1606年に「隈本」を「熊本」と改めた。加藤清正の子・加藤忠広が改易されたため、豊前小倉藩・細川忠利が領主となり、以後江戸時代を通じて細川家により拡張されていった。明治の西南戦争の際には政府軍の拠点となっていたが、西郷軍の攻撃前の1877年2月19日に原因不明の出火で大小天守や本丸御殿などの多くを焼失。1960年(昭和35年)に大小天守閣などが復元された。
開園時間 | - 4月~10月
- 8:30~18:00
- 11月~3月
- 8:30~17:00
|
料金 | 大人 500円、小中学生 200円 |
住所 |
熊本県熊本市古京町1番1号
|
アクセス | |
豆知識 | - 天守閣は熊本博物館の分館にあたる。
- 夜の11時まで天守閣はライトアップされています。
- 一口城主制度
- 一口一万円で城主になれる制度。天守閣に名札が掲示されるとともに、熊本市の16の有料施設へ無料(1口1年)で入園できる。
- 西南戦争では政府軍の3倍以上の兵を率いた西郷軍14,000人の攻撃に耐えた。西郷軍は誰一人として城内に侵入することができなかった。
|
レビュー
築城当初に築かれた宇土櫓の石垣と二様の石垣は崩落せず、変形もほとんど見られなかった。