スペインのバルセロナのシンボルともなっている教会堂「サグラダ・ファミリア」。当初はフランシスコ・ビリャールが無償で設計を引き受け1882年に着工。しかし意見の対立などから辞任し、当時無名だったガウディが設計を担当することとなる。
- 完成まで
- サグラダ・ファミリアの完成までは300年はかかるとも言われていたが、現在はガウディ没後100周年となる2026年に完成予定と公式発表されている。ガウディが作った設計図などはなく、ガウディ死後に残されていた資料もスペイン内戦で多くが焼失したため、残されたデッサンや職人による伝承などから推測し建設が行われている。完成時には3つのファサード(正面玄関)と18の塔が出来上がる。
スペイン・バルセロナにそびえ立つ、ガウディ設計のサグラダ・ファミリアは、市当局の許可を得ていない違法建築物である。が、ここまで作ってしまったから「ま、いいか」ということで、存在を許されている