彦根藩4代藩主・井伊直興によって造営された井伊家の下屋敷。第15代藩主・井伊直弼が生まれた邸宅。江戸時代には槻御殿とも言われていました。今は建物を楽々園、庭園を玄宮園と言います。
*お城から近い順に上屋敷、中屋敷、下屋敷と言い、中・下屋敷は別邸であったり、藩主が隠居して住む屋敷などの性格を持っていました。
建物内部に入る事はできませんでしたが、見学は無料です。
地震の間、楽々の間、雷の間などの一部が残っており、最盛期は今の10倍の規模を誇っていたと言われています。
隣接する玄宮園とともに「玄宮楽々園」として国の名勝に指定されています。
玄宮園からみた楽々園。