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三岳寺

湯の山温泉の三岳寺は、平安時代初期の807年に最澄によって開かれたと伝わる寺院。かつては山岳宗教の拠点として数百名の僧兵を抱える大寺院であったが、1570年に織田信長との戦い等で多くの堂宇が消失。1686年になり菰野藩主・土方雄豊が現在の場所に再建した。今では折鶴伝説にちなんだ恋結びの寺院として知られる。

折鶴伝説

大店の娘・葵と使用人・佐吉は恋に落ち、結ばれぬ恋から身を投げようとした時、僧兵が現れ「温泉にでもつかれば、気持ちも変わるだろう」と励まし思いとどまらせた。翌日、葵と佐吉と僧兵に礼をするため三岳寺を訪れたが、僧兵の姿はなかったため、折鶴を折り奉納した。すると折鶴はひらひらと舞い上がり、空へ飛びたっていった。

僧兵まつり

数百名の僧兵を抱える大寺院であった三岳寺だが、織田信長に攻められ焼き討ちにあってしまう。この時に勇敢に戦った僧兵達の「勇気」「忍耐」「正義」を称えるために始められた祭。例年10月の初旬に開催され、県下最大の炎の祭と言われています。
住所 三重県三重郡菰野町菰野8550
山号冠峯山
宗旨天台宗
宗派山門派
本尊薬師如来坐像
創建年807年
開基最澄(伝教大師)

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