箱館奉行所

箱館奉行所は、五稜郭公園内に復元された施設。日米和親条約(1854年)が締結後、外国からの北の玄関口にあたる函館に建設された。当初は函館山の山麓(現在の元町公園付近)にあったが、1864年(元治元年)に内陸に移され、外堀を五稜郭とする地に設置された。榎本武揚率いる旧幕府軍と新政府軍が戦った箱館戦争が終結した2年後の1871年(明治4年)に解体され、2010年に建設当時の3分の1の規模で約140年ぶりに復元された。