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シュノンソー城

シュノンソー城 は、ロワール渓谷にあるヴェルサイユ宮殿に次ぎ、フランスでもっとも観光客が訪れる城。また歴史に名を残した歴代の城主が女性が6人いることから「6人の女の城」とも呼ばれる。

カトリーヌ・ブリソネ

1番目の女城主。フランス王国財務長官トマ・ボイエの妻。多忙なボイエに変わり城を仕切った。ボイエが亡くなった後は国王フランソワ1世に城を譲渡し王室所有の城となった。

ディアーヌ・ド・ポワチエ

2番目の女城主。フランス国王・アンリ2世の愛人。アンリ2世はディアヌに城を与えた。

カトリーヌ・ド・メディシス

3番目の女城主。フランス国王・アンリ2世の正室。アンリ2世が亡くなった後は王国の摂政となり「緑の書斎」からフランスを支配した。愛人ディアーヌの所有物であったこの城はショーモン城と強制的に交換させた。

ルイーズ・ド・ロレーヌ

4番目の女城主。フランス国王・アンリ3世の王妃。夫の暗殺を知り、喪服を着用し、ふらふらと城をさまよったという。

ルイーズ・デュパン

5番目の女城主。1720年に大地主であったクロード・デュパンに売却され、その妻であるルイーズ・デュパンはヴォルテール、モンテスキュー、ルソーなど芸術家・哲学者を城に招いたりした。デュパン夫人はショパンの恋人であったジョルジュ・サンドの義祖母。

シモーヌ・ムニエ

6番目の女城主。1913年にはチョコレート業者のムニエ家が経営する城となり、建物や庭の修復を行った。

世界遺産

2000年に「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」として世界遺産に登録された。
住所 フランス

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