王禅寺

王禅寺(おうぜんじ)は、かつては「東の高野山」とも呼ばれ鎌倉時代には将軍より多くの寺領を寄進された寺院。等海上人が日本最古の甘柿の品種である禅寺丸を発見し寺として知られ、境内にはその原木が残る。

あらまし

• 917年 …高野山の三世無空上人が、醍醐天皇から「王禅寺」の寺号を賜り創建されたといわれる。
• 1214年 …等海上人が自生している禅寺丸(柿)を発見したといわれる。
• 1333年 …鎌倉攻めの新田義貞の戦乱の兵火を被り焼失。
• 1370年 …再興された。