ドゴン族の居住地でもある「バンディアガラの断崖」高さ500m、幅は150kmにも及びここにドゴン族は700の集落を作り約25万人暮らしている。伝統芸の仮面をつけた踊りはピカソなどヨーロッパの芸術に多大な影響を及ぽしたといわれ、「ノンモ」など独自の宗教・神話を継承している。1989年に世界遺産に登録された。
ノンモ(Nonmo)とシリウス(おおいぬ座の恒星)の逸話
- ノンモはドゴン族に伝わる神・精霊。
- 回転する船に乗ってオゴ(人類)の地に降り、人類に文明を与えた。
- 上半身は人で、下半身は蛇、手に関節が無く、舌は二股に分かれている姿。
- シリウスにある惑星「ニャン・トロ」から来た。
- 目では見えない「ポ・トロ(シリウスB)」は、「母なる星(シリウスA)」の周りを50年で周回する。
- 「母なる星(シリウスA)」には、「エンメ・ヤ(シリウスC…未確認)」が周っている。
- 「エンメ・ヤ(シリウスC)」の周りを、ノンモの住む「ニャン・トロ」という惑星が回っている。
【マリ】バンディアガラの断崖 標高差約500m、幅約200kmの断崖に独自の宗教文化を築いたドゴン族。14世紀初頭、西アフリカの奴隷狩りやイスラム化を逃れ、マリ中央部ニジェール川流域の断崖に移り住んだ。