マルタ共和国の首都ヴァレッタ。聖ヨハネ騎士団の時代以降の多くの建造物が残る。当時はヨーロッパの上流階級の間でも「最も高貴な都市」と呼ばれていた。1980年にユネスコの世界文化遺産に登録された。
- 聖ヨハネ騎士団
- ホスピタル騎士団とも呼ばれる。聖地巡礼に訪れたキリスト教徒の保護、聖地防衛の主力として活躍した。後にロードス騎士団、マルタ騎士団と本拠地とともに呼び名も変わる。
- バレッタの歴史
- 1565年のマルタ大包囲戦でオスマン帝国軍を撃退したマルタ騎士団(聖ヨハネ騎士団)が、今後の襲来に備えて建設を行った城塞都市。海岸に沿うように城壁を作った。またこの時代に造られた「聖ヨハネ大聖堂」や「騎士団長の宮殿」などの遺産も数多く残されています。
- 名前の由来
- バレッタという都市の名前は聖ヨハネ騎士団総長のジャン・ド・ヴァレットにちなみ命名されたと言われています。