ギリシャの小島パトモス島の中心市街ホーラは、丘の上に立つ聖ヨハネ修道院を海賊などの外敵から守るため要塞化した町。聖ヨハネが預言書
ヨハネ黙示録を書いた島でもある。1999年に世界遺産に登録された。
黙示録の洞窟
パトモス島はローマ帝国時代の流刑地であり、キリストの十二使徒(弟子)の一人である聖ヨハネがドミティアヌス帝により流刑(西暦95年)された島。中心市街ホーラと港町スカラの間の斜面にあり、現在は「黙示録の洞窟」と呼ばれている洞窟で、聖ヨハネは神の啓示を受けた後、ホラで福音書や黙示録を執筆したといわれている。
神学者聖ヨハネ修道院
1080年に、パトモス島は東ローマ帝国から正教会へ下賜され、1088年から丘の上に神学者聖ヨハネ修道院の建造が行われた。
パトモス島の“神学者”聖ヨハネ修道院と黙示録の洞窟の歴史地区(コーラ) (ギリシャの世界遺産) 聖ヨハネを記念して建てられた城壁に囲まれた修道院(11世紀末)。ギリシャ正教の重要な巡礼地。
【ギリシャ】聖ヨハネ修道院のあるホラの歴史地区 パトモス島のホラには、聖ヨハネ修道院をはじめとした中世の街並みが広がっている。このパトモス島は、かってローマ帝国の流刑地だったが、16~17世紀に交易によって栄えた 。