輪王寺(りんのうじ)は奈良時代の末頃、勝道上人により四本龍寺が建立され二荒権現が祀られたのが始まり、848年には円仁が来山し、三仏堂・常行堂・法華堂を創建したとされる。江戸時代には天台宗の僧・天海が住職となり、1617年には徳川家康を祀る「東照宮」、1653年には3代将軍・徳川家光の霊廟・大猷院(たいゆういん)が創建され、1655年には後水尾上皇により輪王寺の寺号を賜った(それまでの寺号は嵯峨天皇から下賜された「満願寺」)。かつては日光山全体を統括していたが、明治の神仏分離令により、二荒山神社、東照宮、輪王寺は分離されたため、輪王寺に属する建物は山内に点在する。
営業時間 | 4~10月 午前8時~午後5時
11~3月 午前8時~午後4時 |
料金 | - 三仏堂
- 大人 400円、小中学生 200円
- 大猷院
- 大人 550円、小中学生 250円
- 宝物殿・逍遥園
- 大人 300円、小中学生 100円
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住所 |
栃木県日光市山内2300
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アクセス | JR・東武 日光駅から 東武バス
- 三仏堂・護摩堂・宝物殿・逍遥園へは「勝道上人像前」下車。
- 大猷院・常行堂へは「大猷院 二荒山神社前」下車
JR・東武 日光駅から タクシーで約10分(約1,000円) |
レビュー
輪王寺三仏堂日光三社権現本地仏:日光山にある天台宗の門跡寺院。当寺の本堂は東日本で最大の木造建物で、平安時代に創建された全国でも数少ない天台密教形式の寺院である。現存の本堂は江戸幕府三代将軍・徳川家光によって建て替えられた。