シャンボール城(1519~)はロワール渓谷に点在する城の中でも最も広く、最も有名な城。この地域は城館や庭園が数多くあることから「フランスの庭」とも呼ばれています。
建築の歴史は?
設計はドメニコ・ダ・コルトナが行い1519~1547年に建築。またレオナルド・ダ・ヴィンチも設計やアイデアに力を貸したと考えられています。城内には440の部屋、84の階段があり、豪華の極みにも思えるシャンボール城は、実はフランス王フランソワ1世(1494-1547年)の狩猟のための小屋を始まりとし、宿敵カール5世に見せびらかすなどで使用されたようで、王が滞在したのは合わせても7週間程度であったといわれています。
レオナルド・ダ・ヴィンチとフランソワ1世の関係は?
フランソワ1世は、親子ほどの年の差のあるレオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519年)をフランスに呼び、居城のアンボワーズ城の近くの館(クロ・リュセ)に住まわせ、毎日のように訪ね親交を深めていたそうです。
二重螺旋階段の秘密
シャンボール城にある二重螺旋階段は、ダ・ヴィンチ構想の「すれ違わない階段」を実現させたものともいわれています。
世界遺産
1981年に「シャンボールの城と領地(Chateau and Estate of Chambord)」として世界遺産登録されており、2000年に「シュリー=シュル=ロワールからシャロンヌまでのロワール渓谷」として広い範囲で登録された。
開館時間 | 開館 9:00~18:00頃(季節・時期により異なります)
閉館 1月1日、5月1日、12月25日 |
料金 | 大人 8,5ユーロ~9.5ユーロ(時期により異なる)
学生(18~25歳) 7~8ユーロ
子供 無料 |
住所 |
フランス フランスロワール=エ=シェール県
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レビュー
シャンボール城とシュノンソー城の見学おわった!!お城最高……まじで最高……