「ヒエラポリス-パムッカレ」はトルコ西部・デニズリ県にある世界遺産(複合遺産)の登録名。「パムッカレ」はここにある石灰棚の名前。「ヒエラポリス」はパムッカレの頂上にあるローマ帝国の都市の遺跡(2世紀頃~)。またパムッカレの温泉は今でも入浴する事ができる。
- パムッカレ
- パムッカレはトルコ語で「綿の宮殿」といい昔から綿花の一大生産地であることによる。パムッカレの特徴は約200mの高さにもある純白の石灰棚の景色。これは温泉の炭酸カルシウム(石灰)が沈殿し植物片などがひっかかるなどして自然にできあがったもの。また温泉が冷たい大気にふれることで白い蒸気が立ち上りさらに幻想的な景色を生み出します。
- ヒエラポリス遺跡
- パムッカレの石灰棚の頂上にはローマ帝国の温泉保養地として栄えたヒエラポリス遺跡が残っています。度重なる地震で廃墟と化しましたがローマ劇場、ローマ浴場などの遺跡が残ります。
ヒエラポリス-パムッカレはトルコ西部・デニズリ県にあり、ユネスコの世界遺産に登録されている。パムッカレは石灰華段丘からなる丘陵地の名前であり、2世紀頃、ヒエラポリスというローマ帝国の都市が存在した。パムッカレとはトルコ語で
【トルコ共和国】 ヒエラポリス-パムッカレ(1988年複合遺産) パムッカレは石灰華段丘からなる丘陵地。パムッカレとは、トルコ語で「綿の宮殿」という意味。綿とあるのは昔からこのあたりが良質の綿花の一大生産地であることによる。