「秋はもみじの永観堂」と古くから言われるほど有名な紅葉の名所。秋にはライトアップもされます。
阿弥陀堂(本堂)のみかえり阿弥陀
後ろを振り向く姿をとっていることから「みかえり阿弥陀」の愛称で親しまれている。
伝承としては、「永観が弥陀如来の周囲を行道していたところ、本尊の阿弥陀如来が一緒に行道を始めた。驚いた永観が歩みを止めると、阿弥陀如来は振り返って一言、「永観遅し」と言ったという。それ以来首の向きが元に戻らず、そのままの姿で安置されている。」
瑞紫殿
火除けの阿弥陀如来が安置されている。応仁の乱においても奇跡的に右手が焦げたのみで焼け残ったことから「火除けの阿弥陀」と呼ばれるようになった。
臥龍廊
臥龍廊(がりゅうろう)とは龍の様に長く、瓦が鱗に見える廊下・階段。「三鈷(さんこ)の松」呼ばれる大きな松の木がある。葉先が3つに分かれており、この松の葉を持っていると、「智慧」「慈悲」「まごころ」の3つの福を授かるといわれる。
多宝塔
多宝塔周辺からは京都の街並みが一望できることで知られています。
ライトアップ
例年11月上~下旬までライトアップがされています。(午後5時30分~午後9時)