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平城宮跡

奈良時代に首都となった平城京の北端にあった宮。内裏(天皇の住まい)、朝堂院(儀式を行う)、役人が執務を行う建物などがあり、復元された朱雀門を始め豪族の姓氏に因んだ12の門があった。また東端には東院庭園がおかれ、今日の日本庭園の原型ともいわれる。平安末期頃から再建されておらず、1227年にはほとんどを焼失する火災が発生し、これ以後再建されることはなかった。

遷都の経緯

  • 710年…元明天皇により藤原京から平城京へ遷都。
  • 740年…藤原広嗣の乱の後、聖武天皇は現在の京都府木津川市にある恭仁京(くにきょう)に遷都。
  • 743年…盧舎那仏(奈良の大仏)の造営を発願。
  • 現在の滋賀県甲賀市に営んだ離宮「紫香楽宮(しがらきのみや)」にて、大仏の造仏工事が始まるが山火事や地震のため中止。
  • 744年2月…難波宮に遷都。
  • 745年5月…再び平城京に遷都。東大寺の前身でもある金鍾山寺の寺地にて大仏の造仏工事は再開された。

世界遺産

1998年に「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録された。
住所 奈良県奈良市佐紀町

レビュー

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    若草山がきれいにみえます。
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    道路から見えます。
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    案内図