田島弥平旧宅(たじまやへいきゅうたく)は、明治時代の養蚕業者・田島弥平(1822年~1898年)が、養蚕のため改築した民家。田島弥平は蚕室に改良を重ね、自然の通風を重視した蚕養法「清涼育」を確立した。それまで年により収量の差が大きかった繭の生産が安定し、明治初期に広く行われるようになった。これらの近代養蚕業への貢献に対し、1892年には緑綬褒章も授与された。
住所 |
群馬県伊勢崎市境島村甲2243番地、乙2243番地
|
アクセス | - 東武伊勢崎線・境町→車で約15分
- JR・本庄駅→車で約20分
- JR・深谷駅→車で約25分
- JR・伊勢崎駅→車で約35分
|
豆知識 | - 2014年に「富岡製糸場と絹産業遺産群」として世界遺産に登録された。
- バーチャルツアー
|
レビュー
写真は、これも世界遺産になった「田島弥平旧宅」です。カイコの飼育では温度と湿度の管理が大切で、日本で初めて、屋根の上に、通気を良くするための仕掛けを作ったのがここ。養蚕農家の手本となりました。ちなみに今も田島さんの子孫が住んでいます。