デル・モンテ城は1240年頃、神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世によって建てられた城であり兵舎や厨房がなく至るところに黄金比を用いた八角形が用いられている珍しいお城です。1996年にユネスコの世界遺産されており、イタリアの1ユーロセント硬貨の裏面になっています。
フリードリヒ2世(第3代プロイセン王)とは?
フリードリヒ2世(1194年12月-1250年12月)は、最も進歩的な君主としても評されている王。少年期には学問や芸術を好む彼は、父王フリードリヒ1世に幽閉されたり暗殺の疑いをかけられたりもした。またローマ教皇から2回の破門を受けたりと高い教養ながら波乱万丈な面もうかがいしれます。王に即位後は、拷問の廃止、貧民への種籾貸与、宗教寛容令、オペラ劇場の建設、検閲の廃止などを行い、十字軍とイスラム教徒との戦いを武力行を用いず交渉により休戦を実現させたり、寒冷でやせた土地でも育つ「じゃがいも」栽培を推奨し、自らも毎日じゃがいもを食べたりとの逸話があります。またマリア・テレジアとは婚約者候補であったが第一次シュレージエン戦争をきっかけに生涯の宿敵ともなった。
【イタリア】 デル・モンテ城(1996年文化遺産) 丘の上にぽつんと立つ美しい城で、フリードリヒ2世の数学へ造詣を表す黄金比を用いた八角形を象徴的に取り入れており、全体が八角形の平面で構成され、中央に八角形の中庭を内包し、8つのコーナーにはそれぞれ八角形の小塔がそびえる。
イタリアのデル・モンテ城!魅力的!わたしのドストライクです! 「八」で構成された謎多き古城だってさ(((o(*゚▽゚*)o)))