四天王寺

聖徳太子建立七大寺の中で最初に建築されたといわれる寺院。聖徳太子により593年に建築が開始された日本最初の官寺(国が造営・維持の費用を拠出する寺院)。

創建
日本書紀では、仏教に反対する物部守屋(?-587年)と仏教を推進する蘇我馬子(551年?-626年)の合戦の折り、蘇我氏側についた聖徳太子((574年-622年)が、自ら四天王像を彫り「もしこの戦いに勝利したなら、四天王を安置する寺院を建立する」と誓願し、建立したとも伝えられる。
四箇院
かつて寺内には四箇院(しかいん)といわれる、敬田院(寺院)、施薬院・療病院(薬園・薬局・病院)、悲田院(孤児院・福祉施設)が設置されていた。これは鎌倉時代にも寺内に存在していた記録がある。

別称金光明四天王大護国寺

営業時間	宝物館は毎週月曜休み(祝休日・特別な行事の日は開館)
料金	境内:無料中心伽藍:大人300円、高大生200円、中学生以下無料宝物館:大人500円、高大生300円、中学生以下無料本坊庭園:大人300円、高大生200円、中学生以下無料
住所	大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
アクセス	天王寺駅→徒歩約15分四天王寺前夕陽ケ丘駅 4番出口→徒歩5分
豆知識	天王寺の地名はこの四天王寺から。日本最古の仏教寺院は蘇我馬子が建立した飛鳥寺と言われている。
山号	荒陵山(こうりょうざん)
宗派	和宗総本山
本尊	救世観世音菩薩
創建年	593年(日本書紀)
開基	聖徳太子
札所等	聖徳太子霊跡1番、法然上人二十五霊跡6番、他