説明
正面右側の古いお堂が奥之院ともいわれる如法堂で、開山・慈覚大師が、中国で修行中に持ち歩いた釈迦如来と多宝如来を本尊とする。石墨草筆の写経道場で、明治五年に再建された 左側の大仏殿には、像高五メートルの金色の阿弥陀如来像を安置し、毎日、卒塔婆供養をおこなっている。秋、彼岸の中日の施餓鬼法要(せがきほうよう)は、宗派をこえた数千人の参拝者でにぎわう。奥之院まで石段を、一段一段登ることによって、煩悩が消滅され、幸福になれるという。